診療について

食いしばり、歯ぎしりに困っていませんか?

神戸三宮駅近の歯科医院、北野坂鳥居歯科医院です。

突然ですが、くいしばり歯ぎしりに困っていませんか?

起床時に顎が痛いとか、日中や夕方になると奥歯あたりが言いようのない違和感を感じるなどなど

もしかするとくいしばり歯ぎしりが原因かもしれません。

 

まず、日中と夜間では対策が異なります。

はじめに夜間のくしばり歯ぎしりを自覚されている方。

残念ながら、現在の研究で”なぜ”くしばり、歯ぎしりが原因で起こるのかは、はっきりと解明されていません。

ですので、歯科ではくしばり、歯ぎしりへ対処することを目的として、就寝時にナイトガードと呼ばれるマウスピースを着用してもらいます。

ナイトガードは保険適用です。保険上3種類の固さが認められているのですが、装着に問題がなければ一番固いもので作製することをおススメしています。

 

次に日中のくいしばりや歯ぎしりですが、おそらく夜間と比べると強く行為をしてしまっているといったことはないと思われます。

なぜなら自覚があれば、その時点でくいしばりや歯ぎしりの行為を自制するからです。

では日中で起こりうる問題とはなんでしょうか?

それは習慣性の日常歯牙接触癖と呼ばれる癖です!

唇を閉じているときに、上下の歯を浮かせている状態が正常なんです!!

これを知らず知らずのうちに上下の歯を接触させることにより、

弱い力で長く歯に力が加わり、違和感、歯の知覚過敏、はたまた酷い方は顎関節症を引き起こすこともあります。

 

こういった方に対してはパンフレットをお渡ししたり、日常の注意の仕方などをアドバイスして、癖を直していただくように診療いたします。

また、日常歯牙接触癖や夜間くいしばりが酷く、ナイトガードを装着しても症状が緩和されない方に対して、ボトックス治療などをおススメすることもあります。

ボトックス治療に関しては、また次回記事をアップしますね!

 

監修者  鳥居 秀平  医療法人社団 悠和会 北野坂鳥居歯科医院/理事長

監修者  鳥居 秀平  医療法人社団 悠和会 北野坂鳥居歯科医院/理事長

日本大学松戸歯学部卒業後、英国マンチェスター大学、日本大学大学院松戸歯学研究科で学び、確かな技術を習得。東京医科歯科大学歯学部文部教官、東京医科歯科大学付属歯科衛生士学校講師を務め歯科医師、歯科衛生士の育成にも貢献。日本口腔インプラント学会専門医、アジア口腔インプラント学会認定医として質の高いインプラント治療を行うだけでなく、日本インプラント臨床研究会、日本顕微鏡歯科学会、日本審美歯科学会、日本構造医学会 日本デジタル歯科学会に所属し、常に自己研鑽に努めながら、幅広い分野の歯科治療を行っている。

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