インプラント治療

インプラント治療のリスクについて

リスクとは、ある行動に伴って、危険に遭う可能性や損をする可能性を意味します。

ムシ歯、歯槽膿漏治療を含む全ての歯科医療行為に対してリスクが伴い、それについて患者さまにしっかりとご説明する必要がありますが、患者さまが周知のことに関しては割愛させていただくことがほとんどです。ただし、インプラント治療においては、高額であること、患者さまの期待値の高さ等の理由であえて起こりうることのごくまれなリスクに対して、全ての患者さまに同様にご説明をさせていただいております。

インプラント治療のリスクについて

現在、European Academy of Osseointegration(EAO)のレビューにおいて、「インプラント治療後の5~10年間で、インプラント周囲炎の罹患率が10パーセント近くにのぼり、さらにインプラント周囲炎の兆候ともなるインプラント周囲粘膜炎については、治療後11年でインプラントの59パーセントが罹患率 している」と報告され、その治療と予防は急務となっております。だからこそ、患者さまがしっかりと研修を受けた歯科医療機関をお選びいただくことこそが重要になってくるわけです。

監修者  鳥居 秀平  医療法人社団 悠和会 北野坂鳥居歯科医院/理事長

監修者  鳥居 秀平  医療法人社団 悠和会 北野坂鳥居歯科医院/理事長

日本大学松戸歯学部卒業後、英国マンチェスター大学、日本大学大学院松戸歯学研究科で学び、確かな技術を習得。東京医科歯科大学歯学部文部教官、東京医科歯科大学付属歯科衛生士学校講師を務め歯科医師、歯科衛生士の育成にも貢献。日本口腔インプラント学会専門医、アジア口腔インプラント学会認定医として質の高いインプラント治療を行うだけでなく、日本インプラント臨床研究会、日本顕微鏡歯科学会、日本審美歯科学会、日本構造医学会 日本デジタル歯科学会に所属し、常に自己研鑽に努めながら、幅広い分野の歯科治療を行っている。

理事長紹介はコチラ >>